高配当の個別株に投資できないチキン – その2

高配当の個別株に投資できないチキン – その2

こんにちは。

日産の減配がニュースになっていましたね。
業績も悪化しているため当然と言えば当然なのかもしれませんが、配当は前年度の57円から40円で17円の減配となっており、株価は場中で8%の大幅下落となりました。

結果として高配当銘柄の筆頭に恥じない6%越えの配当利回りも今日の終値ベースで4.8%程度とかなり落ちてしまいました。
それでも十分高配当なのは置いておいて、やはり個別株は個人の想像を超えた世界で動くな、と今日の日産のニュースであらためて思いました。

そして、まさにこれが私が個別株に対してチキンである理由でもあります。

日産はゴーンさんの事件でわちゃわちゃしてはいましたが、街に出ればそこら中に日産の車が走っていて、ディーラーのショールームはピカピカです。
なのに蓋を開けてみたら純利益は前年比で約60%のマイナスなんて、とてもじゃないですが想像も予想もできません。

金融リテラシーの低さを晒すようで抵抗があるのですが、私の中では高配当=高リスクという刷り込みが強く、理屈ではない怖さを感じてしまうのです。こんなんじゃダメだとわかってるんですが。

とはいえ、高配当かつ業績が良好な銘柄というのは案外あるもので、日本だとJTやキヤノン、金融株、商社株などが有名なところでしょうか。
米国だとAT&T、ハインツ、IBM、ブリティッシュアメリカンタバコ、あとはエクソンモービルなどのエネルギー関連なんかが確か結構な高配当だったと思うのでちょっと調べてみました。

銘柄配当利回り(%)
JT5.86
ソフトバンク6.01
住友商事5.67
オリックス5.76
キヤノン4.60
AT&T(米)6.59
ハインツ(米)4.96
ブリティッシュアメリカンタバコ(米)6.88
エクソンモービル(米)4.59
IBM(米)4.86

ウヒィ!こいつはたまらん!と、涎が出そうな利回りと、誰もが知っている大企業の名前。なんとも魅力的です。

正直今後数年でこれらの企業の株が紙くずになるとは全く思えませんし、このあたりの銘柄を資金が許す限り分散させて投資すればある程度リスクも分散されるので、5~6%の配当を享受しながらも株価自体は全体では指数にある程度連動するようなポートを組むことができるのかもしれません。

「ダウの犬戦略」という投資法も確立されているくらいなので、おそらく理にもかなっているのだと思います。

ただ、やっぱり個別というのはどうしてもリスクがあるように思えてしまって手が出せないんですよね。

ちょっと前にエアバック問題で破綻したタカタや、10年前に世界的な金融不安を引き落としたリーマンの破綻なんて、だれか予想できた人はいるんでしょうか。

極端な話ですが、やはり個別株というのは紙くずになるリスクがあると思っていて、紙くずになるかどうかはその瞬間になるまで誰にも予測できないと思うんですよね。

時々「俺は予想していた!売り抜けた!」と言う人もいますし、私も自分だけはうまくやれるに違いないと時々は根拠のない自信を持ってしまうこともあります。

でも、冷静に考えると、やはり壊滅的な状況で生き残れた人は万人に一人のマーケットの英雄であり、その人の足元にはマーケットにすり潰された数千もの一般投資家の残骸が声も上げられず横たわっているのではないかと。

私は致命的なニュースや世界の動きで個別株が暴落するのを見るたびに、「!?!?」となることはあっても「やはりこうなったか…」と思えることがまずないので、自分は絶対にすり潰される側の人間だと確信しています。

でも、やっぱり世界経済の成長の恩恵を少しでも受けたいと思うのが人というものなので、投資は怖い、だけどお金は欲しい、というまるで駄々っ子のような望みを、私は指数に投資することで100%とは言わないまでも50%くらいは叶えたいと思うわけです。

指数も個別株の集合体である以上ゼロになる可能性が無いわけではないですが、その時はおそらく貨幣経済の終焉を意味しているので、札束なんてケツを拭く紙にもなりゃしない世界となっているでしょう。
そうなったら潔くモヒカンにしたうえでバギーを駆って村々を襲撃することに精を出したいと思います。水と食料と女を出せえ!

そんなわけで、今週ようやく証券口座の準備も完了予定、今日と昨日で考え方も整理できたので、数年後この選択がどういう結果を導いているのか少しワクワクしつつ、いよいよETFへの投資を開始したいと思います。

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