子供部屋おじさんが日本を滅ぼす

子供部屋おじさんが日本を滅ぼす

最近「子ども部屋おじさん」という造語が、インターネットを中心に大きな話題を呼んでいます。「社会人になっても親元を離れず、実家の子ども部屋に住み続けている中年独身男性」の存在を揶揄(やゆ)するものです。

この「子ども部屋おじさん」の急増により、日本が存続の危機にさらされる可能性があることを、ご存じでしょうか?

!?

人畜無害な子供部屋おじさん。生き物に例えると防波堤のフナムシポジションである子供部屋おじさん。

そんな風に思っていた平和な季節はいつの間にか過ぎ去っていて、東洋経済ONLINEによると、いまや子供部屋おじさんは日本の存続を左右するほどの力を得たそうです。

が、当の本人的にはそんなパワーが自分に宿っているという実感があるはずもなく、今日は本当に子供部屋おじさんが日本を滅ぼす力を持っているのかどうか考察してみたいと思います。

記事の趣旨としては、日本の生涯未婚率が年々上昇していること、その原因の分析、そして日本の存続と子供部屋おじさんとの因果関係を解明する、という三部構成となっています。

まず、未婚率の上昇についてですね。

いま日本では「未婚化」がものすごいスピードで進んでいます。50歳の時点で一度も結婚経験がない人の割合を示す「生涯未婚率」の数字が激増しているのです。

2015年国勢調査の結果から、すでに日本人男性の4人に1人が「50歳時点で結婚の経験が一度もない」ということがわかりました。一方で、同条件下で結婚の経験がない女性は7人に1人と、その数字には男女で開きがあります。

ちなみに1990年の時点では男性の18人に1人、女性の23人に1人と、生涯未婚率に「男女格差」はほとんどありませんでした。

私の同年代の知り合いでも結婚していない人は結構いるので、この数字は特に驚きは無いですが、たかだか25年で未婚化がこんなに急激に進むものなんですね。10年後くらいには三人に一人は生涯未婚の世界になりそうです。

少子高齢化が進む日本にとっては絶望的な数字ですが、独身者にとっては遠い将来の事に目をつぶれば、短期的には割と住みやすい世の中になるのかもしれませんね。

データとして未婚化が進んでいることが証明されましたが、次に、では何故なのか?ということについて切り込んでいきます。

2014年に実施された、民間シンクタンクによる意識調査で「生涯未婚率はなぜ上昇していると思うか」という質問に対し、既婚者を含む男女ともにいちばん多かった回答は「雇用・労働環境(収入)がよくないから」というものでした。

これはわかりやすい。要はお金がないから結婚したくてもできないんじゃい!ってことですね。

おそらく、結婚=子供をつくる=お金がかかると皆さん考えていて、子供に不自由させるわけにはいかないから…という気持ちがあるんじゃないでしょうか。
夫婦二人でやっていくだけなら金銭的な問題なんてあって無いようなものだと思いますし。

ある意味、責任感の裏返しみたいなものなので、なんとも切ない話ではあります。

でも、ここまで読んでちょっと違和感を感じませんでしたか?

だって金銭的な問題だけなら子供部屋おじさんは優良物件なはず。

あのOECDですら子供部屋おじさんのコスパはNo.1!(若干の誇張はあるかもしれません)とお墨付きを与えているくらいですし、実家暮らしでたんまり貯めこんでいる可能性が高いですからね。子供の2,3人くらいなら軽く養えるくらいの財力はあるはずです。

であれば、子供部屋おじさんが日本を滅ぼすなんてことはなくて、むしろ未婚化社会におけるホープなのでは?

まだ脚光が当たってないだけで、どっかのインフルエンサーが適当に持ち上げてさえくれれば、たちまち婚活女子による子供部屋おじさん争奪戦が始まるのでは?

にもかかわらず、何故子供部屋おじさんが日本を滅ぼすのか?東洋経済ONLINEはこのように締めくくっています。

「子ども部屋おじさん」が急増する背景には「わが子かわいさ」のあまり、いつまでも息子との同居を許してしまう母親と、そんな妻(子ども)のありように無関心な夫、という日本の夫婦の姿が見え隠れします。しかし年齢差を考えれば、親が子どもの「生涯の伴侶」になることはできないのです。また、子どもは親のペットではありません。

この日本で、先進国のなかでは異例の割合で子どもを「子ども部屋」に囲い続け、親離れさせないのはいったい誰なのか――。私たちは考える必要があるのではないでしょうか。

なるほど!すべては親のせいなんですね!

って、んん!?!?

もしやライター二人で書いたのか?とか思ってしまうレベルの超展開で、私の読解力が低いせいなのかもしれませんが、子供部屋おじさんと日本の存続の関連については、正直よくわかりませんでした。

ただ、よくわかりませんでした><てへぺろ♡で終わらせるのもなんなので、私なりに「子供部屋おじさんが日本を滅ぼす」のか考えてみました。

結論から言うとこの解釈は間違っていて、例えばですが海が汚れて魚が死ぬとするじゃないですか、するとその死んだ魚が浜辺に打ち上げられてその死肉を餌にするフナムシが増えるわけです。

つまり「海が汚れる⇒フナムシが増える」であって「フナムシが増える⇒海が汚れる」ではないわけです。

勘のいい読者様はもうお気づきかもしれませんが、ここで「海が汚れる=日本がやばい」「フナムシ=子供部屋OJSN」に置き換えてみましょう。

「日本がヤバいから子供部屋おじさんが増えた」「子供部屋おじさんが増えたから日本がヤバくなった」

どちらが理屈として正しいかは明白です。

したがって、東洋経済ONLINEは日本の存続と子供部屋OJSNの因果関係について正しく理解しているとは思えず、何でもいいから子供部屋おじさんを絡めて一本記事書いといたれ!というノリで書かれた記事であるとここに断定します。

ということで、決してどうやってまとめればいいかわからなくなったからでも、ここまで書いてしまってブログの推敲がめんどくさくなったわけでもありませんが、とりあえず全部東洋経済ONLINEが悪い!ということにして、今日のところは失礼いたします。

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