実家暮らし20代男性「コストをかけないに越したことはない」

実家暮らし20代男性「コストをかけないに越したことはない」

こんにちは。

ネットの子供部屋おじさんに関する記事についてリアル子供部屋おじさん目線で上から物を言ってみよう、というこの試み。
今日は子供部屋おじさんの経済合理性について語ってみたいと思います。

実家暮らし20代男性「コストをかけないに越したことはない」

IT企業に勤めるBさんは、都内近郊にある実家から片道1時間をかけて、都内にある職場に通っているそうです。

職場には勤務地に近い都心に部屋を借りてそこから通う同僚も多いそうですが、このBさんは入社以来かたくなに実家暮らしを続けているとのこと。

このBさんが、片道一時間と決して職場から近いとはいいがたいやや不便な実家暮らしを続けている理由については、次のように述べられています。

「家賃、水道代、光熱費、食費、インターネット代などで月10万円以上も出費することが、バカらしくて。一応生活費として両親に3万円支払っていますが、今後年収が大幅に増えるような気もしないし、実家に住まわしてもらえることに感謝しています。親と喧嘩することも多いですが、何よりいつでもご飯とお風呂がある安心感は大きい。また、実家なら、車も使えるので便利です。一人暮らしで車を買っても、多分そんなに乗らないことを考えれば、実家の車を使ったほうが断然無駄がない。でも、別に洗濯は自分でするし、自分のご飯を自分で作ることもあります。いざとなれば一人暮らしをする能力はあるんじゃないかな」(Bさん)

素晴らしい!ディ・モールトよしッ!

まだお若いので、おそらく同僚からは「ウェ~イ、お前子供部屋おじさんじゃーん」とか茶化されることもあるでしょうが、Bさんはあくまで経済価値を判断基準にしでて実家暮らしを続けている。

この経済感覚、おじさんというには若すぎるこのBさんですが、こどおじ界のホープと言っても過言ではないでしょう。

10年後には主力としてこの界隈を引っ張っていく人材に成長されることを切に願います。

いずれにせよ、20代でこの世界の仕組みに気が付いて自己防衛策がキチンととれているなんて、うらやましさを通り越して嫉妬してしまいそうです。

私自身、一人暮らしをしていた頃は毎月家賃を含めて結構な金額を垂れ流していて、その時はそのことを大して意識していませんでしたが、今思えばもったいないことをしたものだと、当時から子供部屋が使えたんだから変に見栄を張らずに子供部屋に収まっていればよかったと思うことしきりです。

そもそも、子供部屋おじさんになる際におそらく一番の障壁となるのは、負け組感とでもいえばいいのでしょうか、そういった世間一般の評価だと思います。
「○○さんったらいい歳して親に養ってもらってる…ウェ~イ」というやつですね。

確かにこの感覚は当然のもので、そういった印象を抱くことに関してはこどおじ的には反論の余地もありませんし、反論もしません。

が、そういった心情的なものは横に置いておいて、ちょっとよく考えてみてください。
おじさんが住んでいない子供部屋というのは要するに空き部屋です。遊休資産なわけです。

これはつまり、本来であれば月数万から下手すると二桁万円のキャッシュを生む可能性がある資産が遊んでいると言えるわけです。ありえません。

ちょっと分かり難いでしょうか。
では、営利を第一目標とする企業で考えてみましょう。

企業というのは保有する資産を最大限利用し、時にはレバレッジまでかけることで、利益(価値)を創出することが使命です。

そういった企業が保有する資産、例えば都会の一等地に土地やビル、または製造工場など、を有効活用せずただ遊ばせているだけだとしたらどうでしょうか。

昔ならいざ知らず、今の世の中であれば物言う株主から突き上げを受けるのは必至。

そんな時に「いや、それはちょっと見栄えが悪いので…」とか「うーん、ちょっと面倒だし…」なんてのたまった日には、下手すりゃプロキシーファイトに発展して取締役総入れ替えなんてこともありうるかもしれません。

それくらい資産を有効利用しないことは、この資本主義社会では悪なわけです。

ますます分かり辛くなった気もしないでもないですが、とにかく、猫も杓子も経費削減!効率化!の大号令の下、会社ではコピー用紙一枚すら無駄を省こうとする一方で、何故私生活では無駄を許容するのか、そして最大効率化を図る行為が「子供部屋おじさん」と呼ばれ蔑まれるのか。

理不尽と思いませんか。
理不尽さで言えば、学校で大の方の用を足しただけで次の日からあだ名がう〇こになるくらいの理不尽。

子供部屋に住むだけで、家賃はタダ、車・ネット・光熱費などのライフラインコストは頭数の分だけお得になる、食材だって食べ残しや廃棄も減る。
浮いたお金はマーケットに投資したり、自分のスキルや経験を広げる為に使うこともできます。
つまり、経済合理性で言えばBさんは120%正しく、すなわち子供部屋おじさんも正しいと言えるでしょう。

そんな風にしたら経済が回らなくなるから消費すべき?

じゃあ明日、会社の会議で「経済を回すためにもっと経費をじゃぶじゃぶ使うべきです!」と声高らかに主張してみてください。
きっと課長か部長あたりにぶっ飛ばされるでしょう。

大事なのは選択と集中。世間の価値観に惑わされて使うべきでないところで浪費するのはやめましょう、という話です。

そんなわけで、あとは呼び方さえクリアできれば、次世代の生き方として子供部屋おじさんが市民権を得る日も近いのではないでしょうか。

そうですね、とりあえず適当に耳障りのいい単語と組み合わせておけば大抵の人は騙されるので、最近流行りのシェアリングエコノミーと組み合わせて、シェアリングエコノミーおじさんというのはどうでしょうか?

いつかシェアおじがニューエコノミーの救世主として世間からもてはやされる日を夢見て、今日のところはここまでにしたいと思います。

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