セミリタイアって要はフリーターですよね

セミリタイアって要はフリーターですよね

なんて、セミリタイア警察に見つかったら市中引き回しのうえはりつけ獄門に処されそうなタイトルですね。

例によってツイッターなんですが、このツイート見たときに、確かに…と妙に納得してしまいました。

実際、資産の裏付けがあったとしてももし外でバイトしていればその姿はまごうことなき中年フリーター。

バイト先で「俺は○○万円の資産があるんだ!」なんて主張するわけにはいきませんしね。
そんなことしたら危険な目に合うリスクもありますし、それ以前に単に危ない奴と思われそうです。

ということは、もしかしてこのツイートは正しい事を言っているのか…?

苦労の果てに手にしたセミリタイアはフリーターへのジョブチェンジだった…?

10年間満員電車や上司や客の理不尽な要求にも耐えたことも、ようやく稼いだ命の次に大事なお金を鉄火場(株式市場)に投入し資産半減のリスクに怯えた日々も、すべてはフリーターへのチケットを手にするためだった…?

いや、セミリタイアとフリーターは違うよ、何言っちゃってんのwwwって言いたい気持ちもあるんですが、一方である意味そうだよなって部分もやっぱりあるんですよね。

このツイートには続きがあって、「なら資産とか気にせずにすぐになれるじゃん!」って、なんかこれ見た時、カリブだかメキシコだかの漁師とエリートビジネスマンの小話を思い出しました。

海辺でのんびりしている漁師を捕まえてキャリアアップと激務の末大金を手にしてリタイアすることを熱く語るビジネスマンに対して、漁師は「今の生活はあんたの言うそのリタイアと同じなんやが」と返す、牧歌的かつチクリと皮肉が効いていて思わずクスリとしてしまうような話です。

理屈から言えばこの漁師さんやツイートが言ってることは間違っていなくて、自分が食べていけるだけのお金を簡単なバイトで賄えるのであれば、かつ将来にっちもさっちもいかなくなったら何かしらの保護・援助を受けるか最悪死ねばええやんと割り切れるのであれば、だれでもいつでもセミリタイアできるんですよ。

ただ悲しい事に、我々が小さいころから刷り込まれた「大人は正社員で働くもの!」「正社員じゃないとダメ!」「老後の資金は2000万必要!」といった数々の常識というか呪縛からはそう簡単には逃れらないわけで、実はその呪縛を断ち切るためにせっせと資産を積み上げてるんじゃないかな、なんて思うのです。

それなりの資産を保有するのは精神的な安定を得るためでもありますが、何より「○○万円頑張って貯めたんだから何も言われる筋合いはない!俺はよくやったんだ!」って言うある種の達成感というか免罪符を得るためなんじゃないでしょうか。

そして、この達成感・免罪符を持っていることこそがフリーターとセミリタイアラーの違いなんじゃないでしょうか。

なので、セミリタイアって要はフリーターですよねって意見は半分正しくて半分は見誤っている、というのが私なりの結論です。

例えていうなら、コックはコックでも実は元アメリカ海軍特殊部隊みたいな。
今風に言うと、異世界物でよくある目が覚めたら異世界の村人でチート能力で物理攻撃がうんたらかんたらみたいな。

というわけで、幾度も死線をかいくぐったセミリタイアラーなら何言われても「まーなw」で返せるくらいの余裕を持ち合わせていて当然。

ブログのタイトルを見て頭に血が上ってしまった人はまだまだ精進が足りません。さらなる徳(資産)の積み上げに励んで一流のセミリタイアラーを目指しましょう。

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